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金メダルの交換費用はいくら?オリンピックの付加価値を入れた値段がすごい!

東京オリンピックソフトボール選手の後藤希友さんの金メダルが交換されるとこになりました。

それで、金メダルの交換費用はいくらなのか?と話題になっています。

こちらの記事では、金メダルの交換費用はいくらなのか、オリンピックの付加価値を入れた値段がすごいので過去の競売についての情報もまとめています。

金メダルの交換になった経緯


金メダルが交換になった経緯は、名古屋の河村市長が東京オリンピックソフトボール選手の後藤希友選手の金メダルを噛んだことからです。

大切なメダルを勝手に噛んだことや、コロナ禍での衛生面の問題もあります。

相手が誰であろうと、自分のものを口に入れられるのは嫌ですよね⋯。かなり驚きました。

後藤希友選手が所属するトヨタからも、「不適切かつあるまじき行為」とのコメントがありました。

このようなことがあり、東京オリンピックで獲得した金メダルを交換することになったのですね。

この金メダルの交換費用は、これは河村市長に請求する方向とのことです。

金メダルの交換費用はいくら?

金メダルは純金製ではなく、銀に金メッキがほどこされているものです。

2.2- メダルは、少なくとも直径60ミリ、厚さ3ミリでなければならない。1位および2位のメダルは銀製で、少なくとも純度1000分の925であるものでなければならない。また、1位のメダルは少なくとも6グラムの純金で金張り(またはメッキ)がほどこされていなければならない。

出典:JOC−オリンピック憲章

「金メダルには少なくとも6gの金メッキがほどこされていなければならない」とあることから、最低でも6g金が使われています。

2021年8月11日現在の金銀の相場から計算してみるとこのようになります。

金メダルの金属としての値段: 93,192円

以下の計算で算出してみました。

東京オリンピックの金メダルは556g。

  • 金の相場:6820円/g(2021年8月11日現在)
  • 銀の相場:95.04円/1g(2021年8月11日現在)

金:6g✕6820円=40,920円
銀:550g✕95.04円=52,272円

40,920+52,272=93,192円

相場はこちらを参考

金の量は最低の6gで計算していますが、もっと含まれている場合は価格はあがります。

しかし、オリンピックの金メダルともなると、単純な金銀の相場だけどうこうできる問題でもないのではと思います。

金属の相場から金メダルは「93,192円」でしたが、これはあくまで最低ラインだと考えます。


後藤希友選手は、はじめはメダルの交換は辞退していたとのこと。

誰に噛まれたメダルであれ、優勝したその日に手にした想いがつまった、何物にも代えられない唯一無二の金メダルです。

交換ではなく、元のメダルは手元に残してほしいですね。何よりも後藤希友選手の気持ちを1番大切にしてもらいたいです。

金メダルのオリンピックの付加価値を入れた値段がすごい!


オリンピックの金メダルともなると、金属としての価値だけではなく、かなりの付加価値がつきますよね。

選手が努力して勝ち取った唯一無二のメダルです。

これまでにオリンピックのメダルが競売にかけられたこともあり、値段がとてもすごい金額になっています。

想像を超える金額に驚きました。

これらは、生活が苦しかったり子供たちへ寄付に使われたとのことです。それぞれの事情があって手放すことになったけれど、金メダル選手や購入者にとっても、唯一無二のとても価値のあるものであることは間違いありません。

こうした過去のオークションを見ても、東京オリンピックの金メダルにどれだけの付加価値がつくのかは、予想ができるものではないですね。

【まとめ】金メダルの交換費用はいくら?オリンピックの付加価値を入れた値段がすごい!

金メダルの交換費用は、2021年8月11日現在の金属の相場から、最低ラインで「93,192円」と考えられます。そこにオリンピックでの付加価値がつくと、過去の競売の例からみてもとんでもないものになりますよね。

後藤希友選手は、はじめは金メダルの交換を辞退していたとのことです。しかし、交換に応じたのは周りの方々の気持ちも汲み取ってのことだったのではないでしょうか?

周りがどうこうよりも、後藤希友選手本人の気持ちを一番優先してもらえたら嬉しいですね。